ACTIVITIES - 恵山苑見学会 山田研全体ゼミ 2007




9月27日、室蘭市中央町にある恵山苑を見学させてもらいました。
恵山苑は明治42年に栗林五朔翁(現 (株)栗林商会 会長 栗林徳光氏の祖父)に設立されました。
鉄のまちとして栄えた室蘭には当時、s多くの政財界の要人が来蘭し、これらの要人を手厚くもてなすために建てられました。



恵山苑は敷地4000坪、建築面積200坪であり、設立者の出身地である新潟から宮大工を呼び、釘を使用せずに仕上げられています。
また、源氏塀という塀が敷地を囲んでいて、武家門という表門が構えられています。
庭園には湧き水が流れ、多くの木々が茂っています。そして、積雪地では珍しい瓦屋根の建築が建っています。
現在、周辺は住宅が建ち並んでいて、そういった中で恵山苑はお寺や神社のような佇まいをしています。



内観は和式の部屋や様式の部屋が配置されていました。
また、応接室からは広々とした庭園が眺められとても心地の良い空間となっていました。
家具などはとても歴史を感じるものばかりで、とても建築と馴染んでいたように感じました。




今回は、室蘭の歴史的建造物を見学できてとても良い体験になりました。身近にありながもなかなかこういった機会がないと見学できないのでとてもよかったです。
敷地内を自由に見学させていただいたおかげで、建築物のみではなくランドスケープもじっくり拝見することができました。建築を考える上でアプローチであったり、
室内から見える庭の風景、植樹のことなどとても勉強になりました。
最後に、このゼミに協力して下さった栗林商会の方々には感謝の意を送ると共に、これからもこの室蘭の貴重な建造物を守っていって欲しいと思います。ありがとうございました。(小寺 亮)