ACTIVITIES - 2002 S.O.Y. 北海道建築学生会議 ワークショップ

8月19日から21日まで札幌芸術の森アートホールで、北海道の建築学生によるワークショップ『S.O.Y.』が行われた。
参加大学は北海学園大学、北海道工業大学、北海道大学、北海道東海大学、室蘭工業大学の5校。
主材料は「ビニール」。
□プレゼンテーション
展示会場自体が建築空間なのに、さらにその中に建築空間をつくるというS.O.Yの主旨に疑問を抱いた。これが発想の原点だった。
展示会場内に建築的な空間作品をつくるのではなく、展示会場自体を空間作品とすることはできないか?
作品はビニールの皮膚と針金の骨格をもつビニールニンゲン約30人が会場内外で自由に振舞っている、というもの。
彼らは会場である芸術の森アートホール大練習室の空間に何かしらの雰囲気をつくり出す存在として製作された。
擬人化された形態とビニールのもつ曖昧な様相は、人がいない会場内では無気味なほど人としての存在感を出すが、人が増えるにつれて不思議とその存在感を消してしまう。
そのような彼らの存在感が、会場の空間と他大学の空間作品とを結び付ける空気感を生んでいたように思う。