2017年度 微粒子工学講演会

2017年度 微粒子工学講演会

 北海道粉体技術研究会、化学工学会北海道支部、化学工学会粒子・流体プロセス部会粉体プロセス分科会と共催で、2017年度微粒子工学講演会を下記の要領で開催します。 本年度は「粉体表界面の化学と科学、そして技術へ」をテーマとして、3件の講演を企画しました。この分野に興味のある方は、ぜひご参加ください。

主催
粉体工学会 北海道談話会

共催
北海道粉体技術研究会、化学工学会 北海道支部、化学工学会 粒子・流体プロセス部会 粉体プロセス分科会

日時
2017年11月29日(水)13:30〜17:20

会場
北海道立総合研究機構 本部 セミナー室 (札幌市北区北19条西11丁目)
アクセス(北海道立総合研究機構のサイト)

参加費
一般1000円  学生無料

申込方法
当日参加も可能ですが、参加者人数を把握するため、ご参加いただける場合はご所属、およびご氏名をFAXまたはE-mailでご連絡ください。
室蘭工業大学 くらし環境系領域 藤本敏行
E-mail: fjmt[at]mmm.muroran-it.ac.jp ([at]を@に変換して下さい)
Fax: 0143-46-5701


式次第

1.開会の挨拶 13:30-13:40

粉体工学会 北海道談話会 世話人
室蘭工業大学 准教授 藤本敏行

2.「疎水性基板にあけた孔に対する液滴とリキッドマーブルのトンネル通過挙動」 13:45-14:45
講師: 眞山博幸氏
(道総研 地質研究所 地域地質部 地質情報グループ 主査)

講演内容:物質輸送の観点から、疎水性基板にあけた孔に対する水滴(液滴)の通過挙動と、水滴の表面を微粒子で安定化したリキッドマーブル(LM)の通過挙動を実験的に調べた。具体的には体積一定の水滴とLMを基板の孔の上にのせて、任意の高さから実験台に落下させ、孔に浸み込むかどうかを観察した。その結果、水滴では基本的に浸み込まない・浸み込むという2つの挙動が観察されたが、LMではより複雑な挙動が観察された。さらに実験結果をエネルギーの観点から理論的に説明することができた。

3.
休憩
14:45-15:00
4.「顔料の特性と塗液分散性」 15:00-16:00
講師: 瓦屋正英氏
(御国色素株式会社・東京大学 先端科学技術研究センター室)

講演内容:通常、顔料は懸濁液として利用されるが、その分散性は機能発現に大きく関わることから、顔料粒子の特性を把握し分散性をコントロールすることは重要である。顔料(ナノ粒子)の表面特性と分散特性、塗布膜の効用を紹介する。

5.「継続的な家畜衛生管理を実現する待ち受け消毒用粒状散布剤の開発」 16:05-17:05
講師:山中真也氏
(室蘭工業大学 大学院工学研究科 准教授)

講演内容:口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ等、家畜伝染病対策が喫緊の課題となっている。防疫のため固体の消石灰が散布されているが、使用に際し幾つかの課題があった。我々はこれを解決するため、撹拌造粒により多機能性を付与した粒状消石灰を開発し、その実用化・事業化に取り組んでいる。本発表では、取組の概要について紹介するとともに、界面現象に関する課題について言及する。

6.閉会の挨拶 17:10-17:20

北海道粉体技術研究会 会長
北海道大学 教授 広吉直樹


Last Revised: 23, Oct., 2017